みんなの党王寺支部通信4月号
2013年03月29日
みんなの党王寺支部通信の紙面を気持ちも新たに一新しました。(B4サイズ)(支部通信25.4月号B4)
4月号は3月定例会の概要を掲載いたしました。(新聞折り込みで4月10日にお届け予定です。)
2013年03月29日
みんなの党王寺支部通信の紙面を気持ちも新たに一新しました。(B4サイズ)(支部通信25.4月号B4)
4月号は3月定例会の概要を掲載いたしました。(新聞折り込みで4月10日にお届け予定です。)
平成25年3月28日(木)午前9時から議会運営委員会、午前9時30分~本会議3日目が開催されました。(25.3.28 h25.3定例会最終日)
懲罰動議が出されたのは王寺町議会では初めてのことです。
-経過- 3月定例会初日(3月12日)の中川議員の一般質問において、一般住民に対し、個人名や団体名、特定の会社名を名指しして無礼な発言をしてはならないと規定されている地方自治法第132条に抵触しているとして、鎌倉議員発議、西本議員賛成で懲罰動議が提出され、3月25日、3月27日の懲罰委員会で審議された結果、懲罰に該当する事案であり、「公の場での陳謝」と決し、定例会3日目に次のとおり陳謝が行われました。(陳謝文)
陳謝分朗読の後、中川議員は体調不良のため本会議を欠席。
続けて、一般会計当初予算などの21議案の採決が行われ、全て原案のとおり可決されました。
また、年金2.5%を削減中止を求める意見書については、起立多数で可決されました。(反対討論;清水 : )(反対;清水、伊藤、沖、松岡)
○ 年金2.5%削減中止を求める意見書について、反対の立場で討論いたします。
平成16年度の年金制度改正により、物価スライドに代わる新たな年金額の改定方式としてマクロ経済スライドが導入されました。
マクロ経済スライドは、年金額を物価のみに連動して改定するのではなく、少子高齢化や平均寿命の延び率などを考慮して年金改定幅の抑制を行うもので、平成17年度から採用されていますが、平成11年から13年に物価が大きく下落したことや長引くデフレ経済下における厳しい経済情勢に配慮した特例措置として支給額の据え置きが行われていたことから、現在の年金額は本来の給付水準よりも2.5%高くなっています。
この特例措置による過払い額は累計で7兆円に達しており、特例水準を解消するまでの追加額はさらに2.6兆円が必要とされています。
参考に各年度での引き下げ内容を申し上げますと、(満額受給者の場合は、h25.10~▲1.0%→▲666円/月、h26.4~▲1.0%→675円/月、h27.4~▲0.5%→▲334円/月)
現在、国民年金の平均支給額は月額5万円台であり、とても十分な支給額とは言えない状況であり、生活保護の基準にも満たないことは、社会的に大きな問題であり、社会保障制度全体を見直すべきと思います。
しかしながら、物価が下落する中で本来の水準よりも高い年金が支払われていたことを考慮すれば、現行の年金制度の持続可能性の維持や世代間の負担の公平性を図るために、特例制度の是正を一定期間で実施することはやむを得ないと考えます。
なお、低所得の年金受給者に対しては、納付期間に応じて最大月額5千円を支給する「年金生活者支援給付法案」も同時に可決されており、低年金者には一定の配慮がなされています。
したがいまして、年金2.5%削減中止を求める意見書には賛同できません。
-残念に思うこと-
①懲罰に係るような発言が一般質問で行われたこと。
②28日最終日において「平井町長が、特別職報酬の引き下げは、特別職報酬審査会に諮り出来るだけ早く実施する!」と言及されていましたが、3月定例会中には議案の提出が追加されずに実施されなかったこと。
平成25年度当初からの実施が行われないため、次の出来るだけ早くの時期としては、5月に開催予定の臨時議会に「常勤の特別職の報酬削減に対する条例案」が提出されることを期待しましょう!
※ 特別職の報酬削減が行財政改革の最重要課題ではありませんが、平成25年度内には国家公務員給与削減に沿って一般職給与の削減(約8%)が実行されるます。 「魁より始めよ!」
2013年03月26日
急遽、議会運営委員会と本会議2日目が平成25年3月25日(月)午前9時から開催されることとなりました。
理由 ; 平成25年3月12日の本会議における中川議員の一般質問で、不穏当な発言があったとの理由で中川議員に対する懲罰動議が提出されました。(提出者;鎌倉議員、賛成者;西本議員)
以下のとおり、議事概要をお知らせします。
平成25年3月25日午前9時~ 議会運営委員会
協議事項
(1)懲罰動議について
中川議会運営委員長への懲罰動議であり、委員長退席で審議されました。
王寺町議会議員 中川義弘 君に対する懲罰動議 書面
→ 異議なし 可決
(2)議事日程について
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 中川義弘議員に対する懲罰の件
日程第3 発議第4号 懲罰特別委員会の設置及び付託について
日程第4 発議第5号 懲罰特別委員会の委員の選任について
→ 異議なし 可決
平成25年3月25日午前9時45分~ 本会議2日目 (傍聴者;2名)
執行部に説明を求める議案でないため、執行部側の出席は、無し。
議事の概要
鎌倉議員 ; 提案説明
中川議員は、平成25年3月12日の本会議における一般質問で、一般住民に対し個人名や任意の団体名、特定の会社名を名指しして、本会議で無礼の言葉を使用し、また他人の私生活にわたる言論をしてはならないと規定している地方自治法第132条に抵触すると考え、動議を提出いたしました。問題となる発言内容は、南元町宅地開発に関する発言の中で、当時王寺町が開発業者と交わした覚書に触れ、当時の王寺町長(植田氏)と後援会である「一五会(いちごかい)」の名をあげ、当時の町長とその後援会の人が政治的関与で税金を投入したとのことで、このことについては、刑事訴訟に持ち込んでも中身をはっきりさせてほしいという発言概要でした。当日の本会議では、住民の傍聴も多く、根拠のない無礼な発言だとの住民からの指摘もあり、あたかも業者と元町長と後援会の間で不透明なことが行われたかのごとくのような発言に対して、当事者である住民のみならず、その場に居合わせた一議員として私としても容認できるものではありません。
賛成議員 ; 西本議員
中川議員弁明 ; 議長と相談のうえ議事録文面については削除願います。 また、本日、出席の議員皆様には大変申し訳ございませんでした。
中川議員 ; 退場
質疑
西本議員)議員には議場において発言の自由が認め得られていると同時にその発言には責任が伴います。 今回の一般質問においての発言については、議員としてあるまじき発言であり地方自治法第132条の規定に抵触すると判断する。 王寺町議会の倫理観をも問われる事案であるし、議員間での暴言であるならまだしも、個人、団体の方も耐えられない侮辱であると感じておられる。 懲罰委員会の設置をされ審議を願う。 賛成者として意見を述べた。
千葉議員)発言に地方自治法第132条に該当する内容はなかったと思う。 元町地区の開発についての裁判が4月18日に副町長も出廷して行われる。 議員は、発言をしてこそ、その人が信頼されると思う。 勇気ある発言も必要であり動議には賛成できない。
清水議員)当時の一般質問の様子を正確には記憶していないが、議長の方から発言内容において不適切な発言があり個人の名前を削除するように修正されたと思う。 これから正確な審議を行うに当たって、当時の議事録該当部分だけでも良いので朗読を願いたい。 千葉議員から民事裁判のへの影響などの発言があったが、議会と民事裁判は別であり、議会として襟を正すべき。動議には賛成する。
議長)議事録朗読の要求があったので、準備のため休憩(約10分)
事務局長)議事録の朗読
他に質疑は無し
(3)懲罰特別委員会の設置及び付託について
三村)異議あり
起立採決 起立多数(小山、清水、大久保、沖、鎌倉、幡野、西本) 可決
(4)懲罰特別委員会の委員の選任
委員会条例第5条により議長を除く6名(清水、伊藤、沖、松岡、三村、幡野)
16時~第1回目の懲罰特別委員会が開催され、委員長→清水、副委員長→沖
審議内容について、一般傍聴を認めないと決しましたので公表はできません。
以上、お知らせいたします。
※個人名など多くの文言が含まれていますので、書面の添付は致していません。
2013年03月22日
平成25年3月21日(木)午前9時30分~午後6時25分 定例会中の当初予算審査特別委員会が開催されました。 21日、22日の予定でしたが、今年度は町長選挙が執行されたため骨格予算となり、21日で7会計の当初予算審査がありました。(平成25年度当初予算審査特別委員会案件)
※記載の質問は、私が行いました質問の一部概要のみを掲載しており、他委員の質問は記載しておりません。
1.付託案件
(1)議第4号 平成25年度王寺町一般会計予算について
財産管理;大型バスについての方向性は → 購入後20年を経過し排ガス規制に適合していないので、平成25年度政策で十分検討する。
南駐車場;6時-24時であり、利用者に使いづらいため指定管理者制度への移行検討と西駐輪場2階連絡通路への屋根設置など検討を!(政策要望)
高齢者福祉;17日より23系統新規バス路線が開通し、本日7:42明神4丁目発のバスには17名が乗車していた。 270円区間が230円に値下げとなり、高齢者福祉対策のバス無料化事業の予算計上で算出根拠を変更したのか? → 高齢者人口増加に伴い奈良交通と協議を行い清算利用料の70%負担を60%負担と変更願ったが、料金値下げに対する検討は実績後に検討する。
農林商工;地籍調査未実施地域と未認証区域の早期解消を!(政策要望)
都市計画;下水道料金の繰出しについて、特別会計料金適正化の検討を!→ 検討する。
消防費;消防広域化協議会の進め方について、各組合や市消防において研究されているであろうが、負担金の判断が必要であり、組合議会議決前に各自治体議会での議決が必要であり、納得できる資料の提出と事務進行を要望する!→了承
教育費;王寺南小学校、王寺南中学校の非構造部材の耐震対策実施を!(政策要望)
公会計:公会計への移行次期と内容は? → 平成24年度で財産調査済で平成25年度で内容を精査するため、平成26年度予算より適用を目指す。(総務省改訂方式)
反対討論;幡野委員 、賛成討論;楠本委員 挙手多数;原案可決
(2)議第5号 平成25年度王寺町国民健康保険特別会計予算について
反対討論;幡野委員 、賛成討論;三村委員 挙手多数;原案可決
(3)議第6号 平成25年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算について
反対討論;幡野委員 、賛成討論;三村委員 挙手多数;原案可決
(4)議第8号 平成25年度王寺町墓地取得特別会計予算について
討論無し 原案可決
(5)議第9号 平成25年度王寺町介護保険特別会計予算について
反対討論;幡野委員 、賛成討論;三村委員 挙手多数;原案可決
(6)議第7号 平成25年度王寺町下水道事業特別会計予算について
維持管理費;部長、課長の給与が予算計上されていないため、適切な維持管理費積算となっていない点について → 行政評価において適切配置の計算を行う。
(7)議第10号 平成25年度王寺町水道事業会計予算について
省エネビジョン;第2浄水場用地内斜面を利用した太陽光発電、減圧ベンを小水力発電装置へ変更するなどの研究を!(政策提案)
反対討論;幡野委員 、賛成討論;楠本委員 挙手多数;原案可決
2.付託外案件
(1)平成25年度王寺町土地開発公社の予算書の提出について
以上
2013年03月19日