交際費執行基準

2013年04月23日

平成25年4月22日付けで議長より別添ファイルのとおり、平成25年4月1日に遡って町長交際費執行基準が定められたことを受けて、同内容を準拠する王寺町議会議長交際費執行基準が定められました。(25.4.22 議会議長交際費執行基準

-感想-

以前より町長交際費については議会でも議論がなされていましたが、平井町政になり「執行基準」が定められたことは評価できると思いますが、「公表」について定められた条文が無いのは残念ですね。

恐らく、所信表明された「住民に開かれ自立するまちづくり」の1項目「まちづくり条例」に行政の責任として、様々な「公表」について明記されることでしょう。

また、議会で論議するからには、王寺町議会として執行部に先んじて基準を定めるべきであったとも思います。 ・・・ 議会は、2元代表制の独立した機関であることを肝に銘じなくてはいけません。

情報公開請求

2013年04月22日

平成25年4月22日午前10時~王寺町役場で公文書開示請求を行った文書の閲覧に行きました。

開示請求を行った文書は、平成25年4月10日に請求→平成25年4月16日付けで4月22日午前10時との指定を受けていた「町長事務引継書」です。

全部で17頁の膨大な?引継書で、閲覧と聞き取りを合わせて30分で終了しました。(残念なことに、事務引継書の1P目に誤字があります。)

添付ファイル(最初の3ページ町長事務引き継ぎ書P1~3)のとおり、目録による引継であり各部署備え付の書類(予算書、決算書、各会計領収書綴り、各会計収入命令書綴り、権利書綴り、出資、出損証券及び株券綴り、指定金融機関事務取扱契約、各会計の歳入歳出簿、備品目録、現金明細、基金明細、負債内訳・・・など)が主となっています。

また、8.将来企画すべき事項としては、王寺町新総合計画・後期基本計画2009が揚げられ、9.その他必要と認める事項のその他計画は何も添付されていませんでした。(前町長の1期4年では、引継ぐべき計画は無かったとのことでしょうか?)

それぞれの部署における事務事業の評価書の添付も無く、今後の問題点や課題などについて整理された書類もありませんので、平井新町長は相当苦労しながら、今年度の政策予算の調整をせざるを得ないことでしょう。

前町長は、平成25年2月6日より職務代理者として北副町長を当てており、この書類のとおりであれば平井新町長の初登庁日に北副町長立会いのもとで事務引継をされたこととなっています。

以上、「町長事務引継書」の概要をお知らせいたします。

 

 

音楽のあるまちづくり

2013年04月21日

平成25年4月21日(日)午後2時~やわらぎ会館4階イベントホールで「こころにピアノpart22」-かなえた夢のかたち-に行きました。

今回の「こころにピアノ」は、王寺ジュニアバンドハルモ出身の矢野めぐみさん(Horn)の仲間、立石史樹さん(Trumpet)、三角顕史さん(Tuba)、仁科美咲さん(Trombone)、伊藤駿さん(Trumpet)の金管五重奏と竹田未来さん(Piano)の演奏が主体でした。 最後の1曲は今年ジュニアバンドハルモを卒業した5人を加えて、となりのトトロより「さんぽ」の合同演奏・・・全ての演奏、素晴らしかった!

矢野さんは、小学校5年生のときに出会った金管楽器がきっかけで、Horn奏者となったそうです。 これからも、王寺町の「音楽のあるまちづくり」を手伝ってくださいね。

聴衆は約100名ぐらいでしょうか・・・少な目でした・・・ 「音楽のあるまちづくり」をもっともっと広めなければなりません。(主催者側の行政職は担当者のみ、3月28日に就任した教育長も見かけませんでした。勿論、議員は私だけ・・・掛け声だけではダメですよね!)

自主防災

平成25年4月20日(土)午後2時30分~午後5時 美しけ丘自主防災会メンバーの一人として、桜井市の朝倉台自主防災会の見学をさせていただきました。(参加者は沖会長を含めて14名)

朝倉台自主防災会の設立は阪神淡路大震災を契機として設立され、15の町会の自治会活動と上手く連携されています。(詳しくは、朝倉台自主防災会ホームページwww4.kcn.ne.jp/~t-ogino/

防災訓練(避難訓練)では、朝倉台全体が大規模災害によって孤立化したことを想定して、全世帯の約60パーセントとなる950人前後が参加されています。

各世帯安否確認は、町内の指定された団地内の5箇所の公園に住民の皆さんが集合し、町会長さんが世帯構成リストから集合者の確認や地図に色分けされた災害時要支援者の確認などを行った後、情報を確実に伝達するため、徒歩で災害対策本部(集会所)に報告をされた後、各公園で指定された訓練(ペッボトルランプ作り、ダンボールベット作り、簡易担架など)を行った後、防災資機材倉庫のある公園で炊き出し訓練を参加者の皆さんで懇親を兼ねて行われるようです。

桜井市の指定避難所に集合しないのは、経験を積んだ結果、身近で自治会員の安全と安否確認を行ったほうが確実であり、災害時要支援者の情報も得られ易く、顔の見える方法として行っておられます。

それに、指定避難所の収容能力(学校の体育館では300人前後?)を考えれば不可能なことでもあります。

しかし、世帯60%が訓練に参加される防災意識の高さには感心しました。

「自分と家族の命を守る!」という意識を今後も高めるため、自主防災会の活動に力を注がなければなりません。

行政は、自主防災会が必要とする初期投資費用の補助とランニングコストに対する助成も検討が必要です。

また、固定観念にとらわれないで会員の創意工夫が大切だと改めて思いました。

長時間に亘り説明を頂きました朝倉台自主防災会の坂口副会長、林事務局長に御礼申し上げます。

ボランティア活動

2013年04月17日

水・緑町民運動の一環として、月1回の清掃ボランティアサークルのCCC登録団体は81団体(王寺町ホームページより)があり、多くの方々が『まちを美しく』との思いで、場所を決めて取組んでいただいています。

議会議員の清掃ボランティア活動は、毎月第2土曜日の午前9時から(一部8時から)元町の健民グランド周辺の散乱ゴミの収集を行っています。・・・最近は、多くの皆さんのゴミを捨てない意識が高まっているためか少なくなったように感じます。

第2土曜日は、王寺町役場職員の皆さんもそれぞれの担当場所や住民の方から通報のあった事柄で、職員で処理可能なことにも取組んでいただいています。

一例ですが、先週の4月13日には、明神3丁目から明神山道に通じる里道で、写真のとおり腐りかけて危険な木の伐採や水路清掃にも取組んでいただきました。

明神山道は、山頂の展望が良いため多くの方がハイキングに訪れ、町内皆さんの憩いの散歩道、健康づくりの散歩道として利用されていますので、きっと喜ばれていることと思います。

健康づくりのために、他の場所でも散歩道の安全対策整備が必要でしょうが、限られた町の予算では出来ないため、益々ボランティア活動が大切になるでしょうね!王寺町職員の皆さんは、ボランティア活動の一部分をリードされているだけですから、清掃活動における81団体の内容を充実することも必要となるでしょうし、今後の超高齢化社会における様々なボランティア活動によるまちづくりを考えなければ、地方財政は破綻するでしょうね。