平成26年7月19日(土)午前8時~午後1時、美しケ丘自主防災会のタウンウッオッチングに参加しました。
それぞれの支部(5支部)に分かれて、「平時を含めて、危険箇所が無いか?、消火栓の近くに駐車されていないか?、新しい気付きはないか?」などの確認を行った後、集会所に集まって内容の整理→発表→初めての昼食会。
発表された概要
1.経年変化による舗装の痛み。(改良されていない歩道部は特に痛みが酷く、会所部には段差があり、非常に歩きづらい!災害時など焦っている場合には危険度が増す!)
2.消化栓位置図が現地と異なっていた。また、消火栓の数が少ないように感じる。
3.明神山頂に通じる明神3丁目、明神4丁目の道路に山火事注意(禁煙)の表示が必要!
4.明神4丁目幼児公園内(浄水場の隣)の段差が大な場所(15mくらい)に転落防止用の柵(フェンス)が必要!(自治会要望?)
5.幹線道路との交差点には死角が多く平時でも危険!(駐車車両と街路樹による死角)、特に右折する際はカーブミラーにも写らない箇所がある。(3つの支部より)
6.防火水槽の表示→蓋は黄色に着色されているが、素人には一目でわかる表示が必要!(平面的に防火水槽の存在を示す黄色のゼブラゾーン表示)、5m以内の駐車禁止を明確にすべき!
7.消火栓の蓋が黄色に着色されているが、蓋に消火栓の明記が鮮明でない!(ペンキの上塗りで判読不可!)→新しいブロックへの変更と路面表示?(駐車禁止5mの表示?)
8.歩行者用通路の階段が急な場所(明神1丁目)もあり高齢者には危険!、また、階段の滑り止めが無い!
9.壁面にプランタで植栽されている家もあり、地震時には危険!
10.交差点にある電柱で、T字に電線が張られている電柱は地震時には大きな力がかかるので、補強されていない電柱は危険ではないか?
11.明神3丁目の西端部は大雨時には土砂崩れの可能性があるのではないか?
12.避難を行う場合に、各支部で児童公園に一次集合すべきとは思えない。(把握するための点呼要員が必要となる。)
13.訓練を含めて、避難完了を示すカード(全員元気!など)を門扉などに表示すれば、確認が行いやすい。
14.災害時要援護者の把握が必要!(自宅のほうが安全な場合もあるが、安否確認は必要。)
15.マンホール蓋(車道部)は特に滑りやすい!また、消火栓・防火水槽の蓋が鍵付きではないため、誰でも開けることが出来るので危険!
16.道路上への駐車車両に対する啓発が必要!(緊急車両の通行確保のため)行き止まり道路への常時駐車車両がある。(山林火災などの発生時には緊急車両の支障となる。)
等の発表がありました。
私が後に気づいたことでは、
A) 防火水槽近くに防火水槽への給水用バルブ若しくは消火栓が設置されていない。
B) 経年変化による舗装面の痛みは自治会内全域で激しく、バリアフリー対策とともにマンホール蓋、水道仕切弁蓋など計画的な更新が必要だと改めて感じました。
また、役員の高い防災意識を自治会員の皆さんに共通認識としていただくための訓練を繰り返すことが必要であり、「自分の命と家族の命をまず守る!」るという意識を持っていただき、家具の固定や大災害時の行動を家族で話し合っていただくことなども必要だと思います。