第4回 日本の新しいかたち研究会

2014年08月23日

平成26年8月23日(土)午後1時30分~午後3時、KKRホテル名古屋3F「芙蓉」で、開催されました第4回 日本の新しいかたち研究会に参加しました。(参加者は、主に大阪維新の会所属地方議員、結いの党所属地方議員、減税日本所属地方議員、無所属議員など)

今回の講演は、河村たかし名古屋市長(減税日本代表)(資料;26.8.23 第4回日本の新しい形研究会資料

最初は、民主党代表選挙時の裏話から始まりました。

① 日本の議員が世界標準ではなく高額な報酬を受けている理由について・・・戦後、GHQにより政府を監視する議員が必要であるとして、「国会法第35条;議員は、一般職の国家公務員の最高給与額(地域手当等の手当てを除く)より少なくない歳費を受ける。第36条;議員は、別に定めるところにより退職金を受ける。」が作られた。 議員がアメリカなどと同じようにボランティアとしての給与体系であれば、様々な利権構造に縛られる必要がなく、国民から信託を受けた政治家として働ける。また、政党に所属していても党議に拘束されないのが基本! 国会議員宿舎などがあるのは、世界でも日本と台湾だけ?!・・・スタンダードではない!・・・地方議員も含めて、政治家と有権者は対等の関係であり、政治について信託されているだけ・・・Trust!・・・これは重い!・・・公約の変更などあり得ない!

② 正しい経済学の理解・・・財務省が1000兆円の国の借金と言うことは大間違いである。1000兆円は日本政府の借金であり、国の借金ではない! 別図、資金循環推移グラフのとおり、現在は家計と法人部門が資金余剰状態であり、その余剰資金を使わなければ日本の銀行は全て倒産するため、海外資金と国債として政府が使っている。 バランスを良くする為には民間の内部留保(700兆円)を利用させる政策とすべきである。・・・会社に例えれば総務部門のマイナスに当り、会社全体では収益が上がっている。従って、日本政府の借金は総務部門のマイナスであり、国全体では収益が上がっていると考えるべき!・・・これは、地方経済においても同じ考え! 財務省に誘導されてはいけない!・・・バランスシートを理解すべき!

③ 名古屋市での改革・・・何故、地方税の減額が出来たか!など・・・目から鱗でした。

概要のみ記載させていただきました。

次回は、10月に東京で開催される予定!

香芝・王寺環境施設組合全員協議会等を傍聴

2014年08月22日

平成26年8月22日9時30分から香芝・王寺環境施設組合議場で会議されました全員協議会を傍聴しました。

議案は、平成26年6月16日に不燃ごみ破砕機で発生した爆発事故に対するものです。(26.8.22 香芝・王寺環境施設組合 全員協議会

作業員に対する人的被害が無かったことは幸いでしたが、スプレー缶やカセットボンベをゴミ出しする場合には、必ず各ご家庭で責任を持ってガス抜きをしてください。(引火しない広い場所で)

全員協議会終了後に、事務調査特別委員会が開催され、美濃園の建替えに伴う近隣4自治会との協議内容の報告、都市計画道路「畑・分川線第1工区」の整備時期などの概要報告と質疑が行われ11:10分に散会となりました。

美濃園は、私たちの生活に欠かせないゴミ処理施設で、この都市計画道路「畑・分川線第1工区」(美しケ丘南端で工事が完了している王寺町都市計画道路 王寺・香芝線に接続)が完成すれば王寺町側から美濃園への進入路としても利用されることとなります。

第24回水曜自由討論会

2014年08月20日

平成26年8月20日(水)午前9時~午後5時30分、議会図書室にて第24回水曜自由討論会を行いました。参加議員は午前10時~12時30分は、沖議員、鎌倉議員、西本議員と清水の4名、午後2時~午後5時30分は、沖議員と清水でした。

概要

① 地域包括支援センターの現状と医療・介護の法改正により要支援(1)(2)の該当者に対するサービス体制が市町村事務になることによって、事務処理が可能なのかを議論 ⇒ 介護ボランティアの養成、町内事業者の協力体制など ⇒ 改めてボランティアポイント制度について研究する必要あり!

② 子ども・子育て支援法改正による今後の見通しを議論 ⇒ 王寺町では、保育は全面的に民間委託 ⇒ 幼保連携の具体的方法として公立では困難である。 子ども子育て拠点整備の必要性、場所、専門的な人的配置が必要であり、兼務でできる仕事ではない!

③ 次期改選後は、議員定数が12名となるため常任委員会の内容や予算・決算審査を常任委員会で審議する具体的な方法について、他自治体の例から議論

④ 高齢者福祉対策と敬老事業の内容について議論 ⇒ 現行の「やわらぎの手帳優遇措置事業と高齢者優待入浴券交付事業は、高齢者の外出支援の要素はあるが、基本的には敬老事業であろう? 国全体の財政状況や今後の地方交付税増が望めない以上、どこに重点配分するかを検討すべきであり、介護予防に対する事業をもっと展開すべきであり、その対策へ予算配分が必要! 敬老事業全体の見直しを含め、高齢者福祉対策全体を見える形にすべき!

忠魂碑参拝

2014年08月15日

平成26年8月15日(金)午前9時30分~ 今日は「終戦の日」、朝から達磨寺境内にある忠魂碑にお参りしました。

このほど、忠魂碑の創建60年を記念して、忠魂碑銘板が多くの皆さんのご協力によって設置されました。(忠魂碑銘板

私の母方の祖父もフィリピンで亡くなっています。(船大工であった祖父たちは現地で木造船を作っていたそうです。)

今、世界に目を向ければ、ガザ、ウクライナ、アフガニスタン、イラク等で痛ましい紛争が起きています。

また、吉村遺族会会長のご挨拶にもありましたが、横浜市の中学生が修学旅行で長崎を訪れたときに、被爆者の語り部の方に「暴言」を吐いた事を紹介されました。

戦後69年で世代が変わり戦争体験をされた方も少なくなるなかで、本当に悲しい事例でもあります。

戦争の悲劇をどうしたら無くせるのかを、私達は真剣に考えなければなりません。

 

地方分権と道州制について

2014年08月09日

平成26年8月9日(土)午後2時~ 香芝市総合福祉センター2F多目的室にて「地方分権と道州制について」と題して研修会が開催されパネラーとして参加しました。(26.8.9 分権の会研修会資料) 基調講演では中塚則男関西広域連合事務局長から関西広域連合 道州制のあり方研究会で纏められた「道州制のあり方について(最終報告)」を基に、関西広域連合の特別自治体としての有用性と国の出先機関の移管が受けられなかったことの不利益などについて講演をいただきました。その後のパネルディスカッションでは、パネラーとして平成の大合併に関する私見として「覚悟の無い自治体」と既得権。「法律でがんじがらめの地方」→自主的な改革は困難である。国と地方の借金を合わせて1000兆円を超える。⇒「近い将来に行政機構の改革が起きる!」等をお話しさせていただきました。