台風11号接近による大雨洪水警報

2014年08月09日

台風11号の影響で早朝から激しい雨となり、気象庁からは大雨洪水警報が発表され、王寺町の安全・安心メールから、以下の通りのお知らせがありました。(メールアドレスの登録をされている方に直接届くシステムで、役場ホームページから登録が出来ます。)

8月09日12時41分  王寺町役場からのお知らせです。
久度全域・本町1丁目・藤井全域・舟戸1丁目・王寺2丁目のみなさまは、いつでも避難ができる用意をして、今後の情報に注意してください。」と王寺町避難準備情報が出されました。

8月09日16時45分 王寺町役場からのお知らせです。

本日12時30分に発表した非難準備情報は解除いたします。

今日の、大和川の水位は昭和57年の大水害の時の降雨と似た雨量データで、県内の雨量計記録は、130mm~180mmとなっていました。

そして、王寺昭和橋地点の最高水位は、計画高水位(HWL=7.428)に対して、6.71m。藤井地点の最高水位は、計画高水位(HWL=8.293mに対して、8.83mで計画高水位を上回っていました。(国土交通省のテレメーター記録;26.8.9 台風11号前日

王寺町は、昭和57年の水害を経験する前から下水道事業で雨水対策を進めて、2箇所の雨水ポンプ場と比較的大規模な雨水貯留池を整備していますが、時間雨量で約43mmまでの設計であり、それ以上の雨と大和川の河川水位の状況によっては対処できないこともあります。自然災害に対して、”絶対安全”はありません!・・・想定外のことが起きることを認識し、普段から水防、地震に備えた意識が必要です!

 

 

 

第23回水曜自由討論会

2014年08月06日

平成26年8月6日(水)午前9時~12時10分、議会図書室で第23回水曜自由討論会を開催しました。参加議員は「沖議員、鎌倉議員、清水」の3名

議題は、私から8月4日-5日に参加しました全国市町村国際文化研修所での「平成26年度第2回市町村議会議員セミナー」の講義資料について、それぞれの講義の概要を報告し、NPO法人 子育てひろば全国連絡協議会 理事長 奥山千鶴子さんの資料に基づいて、王寺町の現状とを対比しながら、今後の政策として議会として積極的に検討すべきであることを確認しました。(資料は、5日のブログに添付)

午後、1時30分~2時まで、担当部署を尋ね、「王寺町子ども子育て会議」の進捗を確認しましたところ、『まだ、会議は1回しか開催しておらず、アンケート調査に基づいた試案を作成する段階であり、公表できるものはない。』とのことでした。・・・熊取町の例(子どものことを真ん中に「熊取町の子育て支援」 中西 誠町長)などから、王寺町にも教育・福祉・保健部門を縦割りではなく横断的にリンクさせる担当部署が必要であると感じると同時に、子育てサポートの拠点整備を行うことが少子化時代への対策として急務であると考えます。

 

全国市町村国際文化研修所特別セミナー

2014年08月05日

平成26年8月4日(月)-5日(火)、大津市唐崎の全国市町村国際文化研修所(JIAM)で、平成26年度第2回市町村議会議員特別セミナーを受講してきました。(26.8.4‐5 JIAM研修スケジュール、講師プロフィール

全国から288名の市町村議会議員が受講され、奈良県内からは奈良市2名、葛城市1名、宇陀市2名、広陵町2名、東吉野村1名、王寺町1名の合計9名でした。全国の市町村議会の方々は会派研修や委員会研修で来られている方がほとんどでした。(王寺町議会も、今の社会に必要な題材を研修する場として委員会研修として参加すべきですね!)

今回、特に参考になった講義内容は、2日目の「子ども・子育て支援制度とこれからの子育て支援」について講演をいただきましたNPO法人 子育てひろば全国連絡協議会 理事長 奥山千鶴子さんの横浜市での実践と少子化社会において必要な今後の取組みについてでした。(子ども・子育て支援法新制度とこれからの子育て支援 NPO法人子育てひろば全国連絡協議会 理事長 奥山千鶴子

日本の結婚事情・出産事情では・・・2012年データで、日本人の平均初婚年齢は、男性30.9才、女性29.3才で、第1子出産時の母の平均年齢は30.4才となっている。

生涯未婚率では、2010年データで男性は20.14%、女性10.61%となっていること。

初めての子供が生まれる前に、赤ちゃんの世話をしたことが無かった人は74.1%!(横浜市ニーズ調査)・・・子供を持ってから不安感じている人が多い原因の一つ。

子ども・子育て支援を「本気で自治体が応援する」体制つくりが必要だと考えます。

第2回 王寺町タウンミーティング

2014年08月03日

平成26年8月3日(日)午後2時~王寺町文化福祉センター2階会議室で開催されました「第2回 王寺町タウンミーティング」に参加しました。(配布された資料;26.8.1&3 王寺町タウンミーティング資料

最初に、平井町長より王寺町の財政状況の概要説明と高齢者福祉政策、子ども・子育て施策の概要説明(約40分)の後に、事前に質問書の提出のありました4名の方から、

(1)少子化時代に必要な社会性豊かな育児指導法としての意見

(2)イコカカードの継続に当たって誓約書の提出を求めては?

(3)あそびの城と屋根付きの遊び場整備を!

(4)高齢で歩けない方の非難について!

お一人3分程度で質問をされたのちに、町長から現状の考え方と方向性について回答されました。

会場内からは、時間の都合で2名の方から、

(1)王寺町の借金の繰り上げ償還は甘い!

(2)預り保育延長の内容が生煮え、タウンミーティング等にも託児の検討を!

のご指摘がありました。

※ 質問と回答の内容は、王寺町ホームページに詳しく掲載されますので、ここでは記載いたしません。

<雑感>

町の政策に対して、町長に直接尋ねることが出来る「タウンミーティング」ですが、参加される方が少なかったのが残念です。また、せっかく来場しても時間の都合で質問機会が無かった方も数名いらっしゃいました。

せめて、参加された方の質問事項だけでも披露出来るような仕組みを作っていただきたいと思います。(終了後に質問された方の内容は、恐らくホームページ上に掲載されるでしょうが?)・・・

住民の皆さんが町政に関心がないということではないでしょうが、この現実を裏返せば、議会議員がしっかりしなければならないということでしょうね!(8月3日のタウンミーティングに参加していた議員は8名でした。)