平成26年10月22日(水)午前10時~第3回香芝・王寺環境施設組合議会定例会が開催され傍聴しました。
案件(26.10.22 第3回香芝・王寺環境施設組合議会定例会)
○ 平成25年度香芝・王寺環境施設組合一般会計歳入歳出決算の認定
歳入総額 569,018,000円
歳出総額 545,011,000円
実質収支 24,007,000円
・質疑(香芝) 手数料計上されている一般家庭系ごみの持ち込みに係る手続きについて、市(町)の担当部署で受け付後に美濃園へ持ち込まれている現状は、住民サービス面から疑問がある。
・答弁 手数料計上されているが、実質は事務手数料ではなく処分費であり、100㎏を超える場合に10㎏につき100円を徴収しており、担当部署で受け付け、持ち込みゴミの内容確認を行っている。 今後、建替えに当たり条例、体制を検討する。
→ 討論なし 原案認定
○ 香芝・王寺環境施設組合職員の高齢者部分協業に関する条例の一部改正
→ 質疑なし 討論なし 原案可決
○ 平成26年度香芝・王寺環境施設組合一般会計補正予算(第1号)
平成25年度繰り越し、6月の爆発事故による改修工事費用などの補正が主なもの。(約95百万円の増額)
・質疑(香芝) 近隣自治会に対する先進地視察とひてバス借り上げ料(40万円)が計上されているが、行き先などは?また、参加者からアンケートや意見は聞くのか?
・答弁 西はりまクリーンセンター、西宮東部総合処理センターの2か所を予定し、対象は香芝市4自治会、王寺町11自治会であり、視察後の意見など伺う予定である。
○ その他
・契約規則の一部改正報告
・起債申請内容の変更に伴う財源振り分けは専決処分としたい。
10時55分閉会
-雑感-
決算は、当該年度の事業評価を主体とするものだと理解していますが、特別委員会で建替え事業の審査を継続されているためか、単年度の決算を費目別に評価する質問はありませんでした。
王寺町議会では、王寺町議会基本条例の制定を準備中ですが、同条例(案)第10条第3項には、一部事務組合選出議員には、所管の委員会で出席した組合議会の審議内容の報告が義務付けられることとなります。
議員が情報を共有することは、まちづくりを議論するうえで絶対に必要なことだと思いますが、現状では、それぞれの組合議会の審議内容の報告や提出された資料の共有を行うこともありません。(慣例となっています。)
議会内部も開かれているとは言い難い状態であり、正確な情報を得るためには傍聴を行う必要があります。