奈良県大規模広域防災拠点整備基本計画
2021年07月16日
令和3年7月16日(金) 先月、奈良県大規模広域防災拠点整備基本計画が発表されました。(R3.6 奈良県大規模広域防災拠点整備基本計画(概要版)抜粋)
事業の必要性は理解できるのですが、約1,000億円もの事業費が必要であること。(現状で2期事業までに240億円、3期事業に720億円、補償費や道路事業費は含みません。)
南海・東南海沖地震等を想定する事業でもあり、紀伊半島の中心部の防災拠点として、奈良県からの広域支援と奈良県への広域支援を検討されています。
財源は、緊急減災防災事業債を予定されていますが、いくら有利な事業債であっても借金に変わりはありません。(約7割が地方交付税の対象)
地方自治体が整備しなければならない事業内容なのでしょうか?、しかも、整備予定の2000m級滑走路は、防災対策以外の用途で活用できるとは思えません。
実施に向けて慎重な議論が必要です!
基本計画の詳細は、奈良県ホームページ(奈良県大規模広域防災拠点整備基本計画)を参照してください。