自主防災
2013年04月21日
平成25年4月20日(土)午後2時30分~午後5時 美しけ丘自主防災会メンバーの一人として、桜井市の朝倉台自主防災会の見学をさせていただきました。(参加者は沖会長を含めて14名)
朝倉台自主防災会の設立は阪神淡路大震災を契機として設立され、15の町会の自治会活動と上手く連携されています。(詳しくは、朝倉台自主防災会ホームページwww4.kcn.ne.jp/~t-ogino/)
防災訓練(避難訓練)では、朝倉台全体が大規模災害によって孤立化したことを想定して、全世帯の約60パーセントとなる950人前後が参加されています。
各世帯安否確認は、町内の指定された団地内の5箇所の公園に住民の皆さんが集合し、町会長さんが世帯構成リストから集合者の確認や地図に色分けされた災害時要支援者の確認などを行った後、情報を確実に伝達するため、徒歩で災害対策本部(集会所)に報告をされた後、各公園で指定された訓練(ペッボトルランプ作り、ダンボールベット作り、簡易担架など)を行った後、防災資機材倉庫のある公園で炊き出し訓練を参加者の皆さんで懇親を兼ねて行われるようです。
桜井市の指定避難所に集合しないのは、経験を積んだ結果、身近で自治会員の安全と安否確認を行ったほうが確実であり、災害時要支援者の情報も得られ易く、顔の見える方法として行っておられます。
それに、指定避難所の収容能力(学校の体育館では300人前後?)を考えれば不可能なことでもあります。
しかし、世帯60%が訓練に参加される防災意識の高さには感心しました。
「自分と家族の命を守る!」という意識を今後も高めるため、自主防災会の活動に力を注がなければなりません。
行政は、自主防災会が必要とする初期投資費用の補助とランニングコストに対する助成も検討が必要です。
また、固定観念にとらわれないで会員の創意工夫が大切だと改めて思いました。
長時間に亘り説明を頂きました朝倉台自主防災会の坂口副会長、林事務局長に御礼申し上げます。
清水様、ごめんなさい。びっくりしました。HP全然気がつきませんで失礼しました。過日の関西大学の見学も大変良かったですね。また、貴町も防災協定が締結される由、良かったですね。今、行政側からの防災から、自分の命、自分の地域は自分で守る、自助・共助の【減災】対策が急務となってきましたですね。今後とも、よろしくお願いいたします。
過日、朝倉第自主防災会の見学に続いて関西大学での「ストップ・ザ雑魚寝」のシンポジウムのご案内を戴きありがとうございました。
6月定例議会が昨日終了し、本年度の補正予算で「防災訓練」が予算化されました。 100万円の予算で、実施内容などはこれからですが、それぞれの自主防災会が参加した実地訓練になることを私たちは望んでいます。 今後ともご指導宜しくお願いいたします。
清水様、山は動き出しましたですね。やはりそれなりの実践的な防災・減災訓練をしようとすると最低限の資金は必要となりますよね。今日、朝倉台で自治会共催の救命講習会を実施しました。私の友人が大阪の実業団ハーフマラソン中にぶっ倒れまして、後続の女性ランナーが受講したばかりのほやほやの救急法を無我夢中でやってみた処、何と、救急車が到着前に息を吹き返しました。軌跡が起こりました。その体験談DVDの映像を参加者に見ていただきましたが、桜井市で救急車の平均現場到着は7分、心臓停止で死亡は10分で3分余裕があるようですが、脳は5分でアウト、つまり、心臓マッサージは一刻も余裕はなく、5分以内が勝負。悔いのないようにしないとね。