9月定例議会(1日目)
2011年09月01日
平成23年9月1日(木)午前9時30分~ 9月定例議会が開催され、傍聴の方も15-16名来られていました。
一般質問は9名の議員から18問提出され、私は次の3問について質問をしました。(概要を記載)
(1)平成23年度王寺町施政方針で、西和の玄関口である王寺駅南口の駅前広場を中心に、商業活性化策の一つとして新たにクリスマスシーズンにイルミネーションを点灯して、王寺の冬の風物詩にしたいとの方針を打ち出されたが、3月11日の東日本大震災によって関西でも15%程度の節電を要求されている折に、南駅前広場のイルミネーションと葛下川のイルミネーションも従来どおり実施されるのか?方針を尋ねました。 ⇒ 冬場の電力には問題が無いので、商工会とも協議の上実施するとのこと。 詳細については答弁が無いため所管委員会で改めて質問いたします。
(2)本年度は、市町村の憲法ともいえる(後期)基本計画の中間年度に当たるため、住民の参画、安全・安心なまちづくりやコンプライアンスに関する条項を盛り込んだ、まちづくりの基本的な姿勢を定める条例として「美しいまちづくり条例」の制定時期と概要の報告を求めました。 ⇒ 現状、制定する必要は感じて無いとのこと。・・・計画年次の途中であるため、今後の所管委員会でも質問を行います。
(3)地震による落下物や転倒物から子供たちを守るために『学校施設の非構造物部材の耐震化ガイドブック』に沿って、学校施設の点検を完了しているのか? 【非構造部材の耐震化とは、天井材や照明器具の落下防止、外壁(モルタル、ALC板等)の剥離・落下防止、ガラスの飛散等の防止、既存の書架等の転倒防止などの工事を示します。】 また、本年度の施政方針で「学校教育施設は、児童生徒が一日の大半を過ごす学習の場であり、災害発生時には地域住民の避難場所となる。」との認識であり、来年度事業として実施する予定があるのかを尋ねました。 ⇒ 全国では既に2/3の学校が点検を済ませて実施をしていることを指摘しましたが、財政上の問題などを挙げて直ちに取組むとの答弁はありませんでした。・・・いつ発生するかもしれない大地震 王寺町にも大和川断層があり、直下型の地震が発生するかもしれないことを指摘しましたが、積極的な姿勢は見られませんでした。 計画的に実施すれば大きな費用は必要ないと思われるのに、子供達の命や怪我よりも町の財政のほうが大切なのでしょうか?・・・今後ともこの問題は所管委員会において追及いたします。
全質問者に対して、町長は1回目の答弁書(質問通告書に基づき、事前に担当者等が作成し、町長がチェックしたもの)による読み上げは行いますが、2回目の質問には担当部長が回答するという形式であります。 しかし、施政方針やマニュフェストに関連する再度の質問に担当部長が答弁するのはおかしく、町長自身で答弁していた頂きたいものです。(残念ですね!)
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