反対討論

2014年12月12日

平成26年12月12日(金)午前9時30分~12月定例会の本会議3日目が開かれました。

議第63号 平成26年度王寺町一般会計補正予算(第5号)について、議第81号に対する反対理由により反対討論を行いました。(反対3名、賛成9名)

議第79号 王寺町外国人留学生奨学金支給条例の廃止について 反対討論を行いました。(反対1名、賛成11名)

本制度は、平成13年度から白鳳女子短期大学の外国人留学生に対して国際交流を促進することを目的に制度化されました。
(目的)
第1条 この条例は、王寺町が外国人留学生に対して奨学金を支給し、留学生の生活の安定を図り、その学習活動を促進し、もって王寺町と諸外国との交流を促進し、まちづくりに寄与することを目的とする。
とあります。

廃止の理由は、

・留学生の数が制度開始時の180名から現状20名程度に少なくなったこと。

・目的達成のための活動を促進させるために実働に対する謝礼を支給する制度に変える。

との理由です。

しかし、目的の中には留学生の生活の安定を図って学習活動を促進することも含まれています。

異国の地から言葉も解らず、苦労する留学生に生活支援を行政として行うことは必要であり、対象者が少なくなれば支給内容の変更などを行えば良い。(現行、月額2万円×20名=480万円)対象人数を減らす、支給額を減らす等が考えられるため、廃止には反対しました。

また、留学生のアルバイトには28時間/週を超えてはならないというルールがあり、生活のためにアルバイトをせざるを得なくなることも考えられます。

発議第18号 消費税の軽減税率導入を求める意見書について、反対討論は行いませんでしたが起立せず反対を表明しました。(反対3名、賛成9名)

・軽減税率導入には慎重でなければならないこと。→既得権益を生む!

追加議案

議題81号 王寺町議会議員の議員報酬等に関する条例及び特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について、反対討論を行いました。(反対1名、賛成11名)

・議会は議事機関、執行部側は行政機関であり、個々独立した機関であり、条例案をまとめて制定する意味が不明である。

・特別職は人事院勧告に従う必要はなく、時の社会情勢により決定すべきである。・・・そのために特別職報酬審査会が存在する。

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