第2回奈良県総合教育会議について
2015年09月04日
平成27年9月4日(金)午後3時~奈良県庁5階第1会議室で行われました「第2回奈良県総合教育会議」を傍聴いたしました。(配布された資料;27.9.4 第2回奈良県総合教育会議資料)
知事 ; 資料1,2は、今後の大綱策定に向けた【骨】だと思う。
今後は、地域の『知』を集約していただくことも大切。
歴史から学ぶ教育の理念も大切。・・・>体制づくり、課題の抽出、環境の整備を・・・
教育と保育の一元化への可能性、家庭教育の重要性を認識した上での関わり方、女性が輝く制度に向けた大綱の策定を目指したい!
資料3,4,5より
知事 ; 子供たちは「運動神経→12歳がピーク」「倫理観→三つ子の魂百までの諺」「挨拶の効用」等々、子ども達の体力や知力が伸びる時期(タイミング)があると感じている。
学力とは?・・・年齢と内容についての関連性、個人レベルの追跡調査(個人トレンド)が可能か?
今回の調査は公立のみである。・・・>私学との比較も必要と感じる!・・・>相違点が明確になるかもしれない。
例えば、挨拶の出来る子供たちと成績の相関関係があるとの結果であるが、先生が能動的に挨拶を奨励して実行しているから結果が出ているのか?・・・>これが実社会にも共通項として繋がっているのか?、などの検証も今後は必要かもしれない。
奈良県の教育が「大仏商法」的教育ではいけない。
とのコメントをされていました。
教育制度改革によって、首長が教育行政に関与できる場の一つとして「総合教育会議」が設けられています。
長期間にわたる奈良県教育の基礎となる「奈良県教育大綱」を定める訳ですから、今後も注視して参ります。
※ 各委員の意見等の詳細につきましては、今後公開されます会議録をご覧ください。
※ 残念ですが、傍聴者は少なかったです。
日々ご多用の中いつも有為な情報を迅速にお知らせいただき有難うございます。
教育の重要性は古今東西変わらないと思いますが、今後益々重要ですね。
ところで認識不足で恐縮ですが、知事が<奈良県の教育が「大仏商法」的教育ではいけない。とのコメントをされていました。>とのことですが、この「大仏商法」あるいは「大仏商法的教育」とはどのようなものなのでしょうか。ご教示いただければ幸甚です。
いつもありがとうございます。
大仏商法・・・>消極的姿勢の商売・・・>私の判断からすると、基本的教育については国が一定水準を満たす努力をすべき!しかし、統計データの分析によって各学校、地域性を把握して欠点を強化するための方策を講じること。・・・と思っています。(知事の話の流れからの推測です。)