大和川ジャーナル創刊
2016年01月08日
平成28年1月8日(金) 別添(大和川ジャーナル(創刊))のとおり大和川ジャーナルが創刊されました。
昭和57年の大水害は多くの方々が覚えておられることと思います。
翌年の昭和58年から大和川堤防の築造、国道25号のバイパス工事と葛下川の改修、公共下水道のポンプ場建設などが本格的に始まりました。
この頃、大和川の堤防には堤外側(流水側)に古木となった桜の木が多く植えられていたことを覚えていらっしゃると思います。
舟戸1丁目付近では昭和57年災害時の水位は堤防から手の届く位増水していました。このため、桜の根によって堤防が破堤しないために全て根から除却されました。(同じ理由で秋田県でも桜の除却が検討されています。;桜堤防の機能評価)
また、大和川は小さな流域でありながら、宅地開発などによって保水力が低下したことや大阪府との境に亀の瀬があり、大和川の抜本的な改修が出来ないことから奈良県内で洪水時に水をためる取り組みを行うために「大和川流域総合治水対策協議会」が流域市町村と奈良県と国により設置されました。
ジャーナル内でも紹介されていますが、大和平野最下流部の藤井観測所では昭和57年水害を超える水位が1回、計画高水位を上回る水位は7回観測されています。
災害には想定外は無いことを肝に銘じて行動しなくてはならないと思います。
今後、国で建設される遊水池(数か所で100万?級)が出来るまでには相当の時間と経費が必要でありますので、まずは自らの身を守るために水防体制になったときに行動する内容をご家族皆さんで確認をしていただきたいと思います。
(※遊水池が出来れば絶対安心ということではありません。)
大和川ジャーナル(創刊号)は全戸配布されていますが再掲させていただきました。
寒中お見舞い申し上げます。いつも有為な情報有難うございます。
大和ジャーナル再掲有難うございます。桜堤防の機能についてご教示いただき有難うございます。斯様なことがあったり、検討されていること知りませんでした。
本誌にない事柄も掲載いただき理解促進に役立ちました。
大和ジャーナルは今後も発刊されると思いますので楽しみにしています。
なお、細かいことですがジャーナル末尾「インフォメーション」最末尾の発行元欄に校正漏れがありますね!
発行年月:2015年1月発行→2016年が正しい?すでにご承知のことと思いますが。
今後ともよろしくお願いいたします。
健康にはご留意され、益々のご活躍をお祈りいたします。
以上
明けましておめでとうございます。
ご指摘ありがとうございます。・・・>奈良県河川課に連絡を入れております。
今の大和川は暫定改修断面で、設計上では30年に1度の洪水には耐えられますが、それ以上の洪水には問題が多く出ると思われます。
総合治水対策を急がなくてはならないのですが、財政上の問題などで被害を受ける確率の低い自治体では優先順位が下がっているのも事実です。
今回の広報誌も現状を住民の皆様に知っていただき、身を守る方法を自身で考えていただきたいとの思いも含まれているようです。
いずれにしても、大災害はいつ来るかもしれませんので予防が大切だと思います。
今後とも宜しくおい願い申し上げます。