江田憲司講演会in神戸元町
2011年11月27日
平成23年11月27日(日)午後2時~4時 「みんなの党は、日本をこう立て直す」と題して、江田憲司みんなの党幹事長の講演会が神戸元町私学会館4階大ホールにて満員の聴衆のもと開催されました。
1 民主党マニュフェストの不履行(月間江田けんじ2号)
財務省にコントロールされている野田政権、今、増税に対して異論を唱えるとを世間が異様だと思う社会現象が異様! デフレ状況で増税をすれば日本経済は取り返しがつかなくなる。
2 増税なき復興財源(月間江田けんじ3号、増税なき復興財源)
別添資料ととおり、復興財源は増税しなくとも可能である。
3 脱原発、エネルギー政策(脱原発・電力自由化イメージ)
原発が最も安価な電力供給であるというのは真っ赤な嘘である。IAEA試算では太陽光発電とほぼ同額となっている。(20円/kwhr)電力はほぼ独占されており、自由競争の原理が働いていない。一例で立川市がPPSに切替えたところ、62百万円/年⇒45百万円/年の改善が図れた。電力業界の総括原価主義を根本是正すべき。
4 農業を成長産業へ
現在の農業従事者人口260万人8兆円産業であるが、33歳未満の従事者は3%であり、平均年齢は65歳を超えているので、このままの状態では衰退の一途と思われ、TPPに参加しなくとも競争は出来なくなる。 食料自給率を上げ、国際競争力を上げるためにもTPPに参加すべき。
5 どうやって政権を
野田政権の崩壊、民主党政権の崩壊は来年の6月~7月、遅くとも10月である。みんなの党は、全国で100人の衆議院候補を擁立し、40~30人の当選を目指す。
①景気対策 ②復興・原発・エネルギー政策 ③公務員制度改革 を柱に
<質疑>
(1)憲法改正についての所見は? ⇒ 基本的に改正が必要、9条においては個別自衛権と自衛隊の位置づけを明確に
(2)地方自治への関与は? ⇒ 地方議員、首長選挙においても積極的に
(3)公務員人件費の算定は何が正しいのか? ⇒ 人事院勧告は50人以上の従業員を有する企業についての調査結果からの提言であり、国税庁が全企業の資料を有するのでそれを基本とすべき。
(4)対ロシア政策は? 沖縄の基地問題、対ロシア政策とも民主党の大失策である。残念だが「腹水盆に帰らず」みんなの党が政権参加しても困難であるが、一から信頼関係を再構築するしかない。
コメント & トラックバック
コメントする